根来寺4月5日のことです。朝起きて、夫が「どこか行きたいところない?」 なんて言ってくれたので、じゃあ桜の季節だし根来寺でもということで、出かけたのでした。 夫は本当は家の近所のつもりで来たのかも知れませんが、「お天気も良いし、じゃあ出かけようと」いつもの通りアバウトな二人です。 私も先輩や友達とどこかへ行く時は、電車なので結構緻密に計画を立てたりもします。 電車の時刻はちゃんとネットで検索して、行き先を予習しておいたりしていっぱいプリントアウトしたものやら、地図やら、パンフレットやらを持ち歩くのです。 でも、夫と行く時は車ですし、とにかくいつも思いつきの行き当たりばったりです。 根来寺も、行くと言ったものの本当に着けるかどうか分かりませんでした。 なんせ、もうその信号を曲がれば根来寺という辺りから、以上に車が混み始めたのです。 夫は言いました。 「やっぱり止めて、和歌山へ行こうか」と。 え~、根来地が目の前なんですよ。 もう歩いても行けそうな距離なんですよ。 でも、確かに駐車場に入るのに30分以上はかかりそう。 夫は人ごみが好きでないし、何と言っても渋滞が大嫌い。 でも、私はここまで来たらどうしても行きたい。 結局、渋滞のど真ん中に突進ということになってしまいました。 当然、夫はイライラし始めます。 ところが、良く見れば根来寺からかなり距離はありますが、何か公園の駐車場らしきものがあるではありませんか。 夫は歩くのは大丈夫。 ということで、蟻のような動きで進みながら無事、公園の駐車場に止めることが出来たのでした。 そして、10分くらい歩いたでしょうか無事、根来地に着いたのでした。 確かに桜は凄く多いです。 でも、それ以上に人も多い…。 多宝塔がありました。 秀吉の根来寺焼き討ちの際に延焼を免れた多宝塔(根本大塔)には、この時の火縄銃の弾痕が今でもはっきり残っていて、「この寺が普通の寺ではなかったんだ。」とつくづく思い知らされたのだそうです。 根来寺、根来衆といえば、やはり戦国時代に活躍したのですね。 奥の院へ行く途中の水道です。 良く見ると牛の頭です。(かなり、リアルですよね。) 今年は丑年だからでようか。 なんか、去年はミッキーマウスだったらしいのです。 確かに、ミッキーはネズミですよね。 根来寺は人が多いな~、と思っていたら意外にそうでもないところを見つけました。 不動堂です。 身代わり不動さんです。 (興教大師が暴徒に襲われた時、身代りになられた不動明王なのだそうです。) 中へはいると、文殊菩薩、反対側には七福神さまたちがいらっしゃいます。 それが、どの仏像も素晴らしいのです。 特に七福神様たちは本当に、良い感じなのです。 落ち着くわ~。 私はここが一番好きです。 とにかく、良い表しにくいのですが、ほっとすると言うか、なんとも柔らかい空気に包まれているのです。 あ~、来て良かった。 このあと、出店でおでんと焼き鳥を食べてご機嫌で、次の目的地の和歌山市へ向かったのでした。 |